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オーディションの1シーズンを逃すと、いくら損をするのか

オーディションのお金と時期の作戦 オーディションの1シーズンを逃すと、いくら損をするのか 「来年でいいか」が、一番高くつく選択かもしれません
約4分で読めます

「今シーズンは間に合わないから、来年から本格的に」
「準備はまだだけど、とりあえず今年受けてみよう」

どちらも、よく聞く考え方です。でも、どちらを選んでも「1シーズンを逃す」ことになりかねません。

そのとき何を、どれだけ失うのか。まずは、1回の渡航にかかるお金から見てみましょう。

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日本から1回渡航すると、いくらかかる?

オーディションのために、日本からヨーロッパへ1回渡航する費用 約34〜71万円

合同オーディションを受けるか(A)、オープンやプライベートオーディションで各団を回るか(B)で変わります。航空券は1回分です。

どの受け方でもかかる費用
往復の航空券日本 ⇄ ヨーロッパ約20〜30万円
+ 受けるオーディションの形によって、ここが変わります
A合同オーディションを受ける1会場・約1週間
登録料 45ユーロ返金なし約0.8万円
参加費 290ユーロ書類選考を通ったら約5.1万円
宿泊(5泊)約6〜8万円
現地の食費・交通約2〜3万円
航空券とあわせて約34〜47万円
または
Bオープン・プライベートで4団体を回る約2〜3週間
受験料団体によっては必要な場合も多くは0円
都市間の移動電車・格安航空で4回ほど約4〜8万円
宿泊(14泊)約17〜25万円
現地の食費・交通約5〜8万円
航空券とあわせて約46〜71万円

オープンオーディション=団体が日程を決めて行う公募、プライベートオーディション=招待を受けて団のクラスに参加する形。金額は下の「今シーズンの数字」をもとにした目安です。

今シーズンの数字2026年11月確認・毎年更新します
為替
1ユーロ=約176円
往復の航空券
日本⇄ヨーロッパ 約20〜30万円(2月の目安)
宿泊
1泊 約1.2〜1.8万円
合同オーディションの例
Grand Audition 2027(2027年2月・バルセロナ/アムステルダム)登録料45ユーロ・参加費290ユーロ、申込締切12月15日
年齢上限の例
NDT 2:17〜22歳/チューリッヒ・ジュニアバレエ:17〜21歳

1シーズンを逃す、2つのパターン

パターン1 準備不足のまま行って、結果が出ない
今年渡航費 約34〜71万円を払う → 契約につながらない
来年同じ渡航費を、もう一度払う

渡航費を2回払うことになる

パターン2 今年は見送って、来年から
今年渡航費はかからない
来年同じ渡航費を払う。見送っても安くはならない

お金は減らず、1年という時間を失う

どちらも、いちばん安い道ではありません。いちばん安く済むのは、今シーズンに間に合うように準備して、1回の渡航で決めることです。

見送ると失う、2つのもの

1年という時間

ダンサーとして踊れる時間は限られています。1年待つことは、プロとして舞台に立てる時間が1年短くなるということでもあります。

応募できる募集そのもの

ジュニアカンパニーや研修枠には、年齢の上限があるものが多くあります(例:NDT 2は17〜22歳、チューリッヒ・ジュニアバレエは17〜21歳)。1年待つうちに、応募できる枠がなくなることもあります。

いちばん、もったいないパターン

「準備不足のまま現地に行って、
実力を出し切れずに終わる」

お金も時間も使っているのに、得られるものが少ない。
だから「行くか、行かないか」より先に「準備が間に合うか」を考えます。

留学中の人は、今がいちばん安く受けられる

海外のバレエ学校に留学中の人へ

留学中のシーズンは、オーディションを受ける条件がいちばんそろっている時期です。帰国してからでは、同じ条件では受けられません。

1
日本との往復の航空券がいらない

都市の移動は電車や格安航空で済みます。寮や住まいから日帰りで行ける団体なら、宿泊費もかかりません。

2
学校の合間に、1団体ずつ受けられる

日本から来る人のように、1回の渡航に詰め込む必要がありません。週末や休みを使って、疲れを残さずに受けられます。

3
帰国すると、条件が一気に悪くなる

日本からの渡航は航空券がかかるうえ、ビザなしでヨーロッパ(シェンゲン圏)に滞在できるのは180日のうち90日まで。その中で、オーディションを回ることになります。

よくあるパターン

「なんとなく」準備したまま最終学年の本番を迎え、結果が出ないまま卒業して帰国する。

対策

卒業する年の本番の4か月前(本番が2月なら10月ごろ)には応募を始められるよう、その前の夏までにCV・写真・動画をそろえておく。

日本から挑戦する方へ

日本からの渡航は、航空券だけで1回20〜30万円。準備不足のまま行って結果が出なければ、これをもう一度払うことになります。見送っても、来年は同じ金額がかかります。

理想は、1回の渡航で、合同・オープン・プライベートを組み合わせて複数のオーディションを回り、その中で契約を獲得すること。そのためには、渡航の前に受けられるオーディションをそろえておく必要があります。

本番の4か月前からでも、間に合う

オーディションの本番が多いのは、例年2〜3月。そこから逆算すると、準備の順番はこうなります。

4か月前
応募先を決めて、写真と動画を撮る本番が2月なら10月ごろ

自分の身長・経歴・踊りのタイプに合うバレエ団をリストにします。同時に、写真とクラス動画を撮影します。

3か月前
CVと動画を仕上げて、応募を始める

締切の早い団体から順に、オープンオーディションへの申し込みやプライベートの招待のお願いを送ります。合同オーディションの申し込みも、この時期に締め切られるものがあります(今シーズンの例は上の囲み)。

2か月前
日程を並べて、渡航ルートを組む

プライベートの招待、オープンオーディションの日程、合同オーディションの結果を並べて、1回の渡航で回れるルートを考えます。足りなければ追加で応募します。

本番
本番(例年2〜3月)

移動日と休む日をはさみ、どの団体でも実力を出しきれる日程で臨みます。

年によっては、募集が例年より早く出ることもあります。応募は早いほど有利です。

よくある失敗と、その対策

よくある失敗

受けられるオーディションが少ないまま、とりあえず渡航してしまう

対策

応募は締切の早い団体から始める。プライベートの招待やオープンオーディションの日程が、同じ時期・地域にいくつかそろってから航空券を取る。

よくある失敗

移動時間や宿の場所を考えずに、日程を詰め込んでしまう

対策

1日に受けるのは1団体まで。都市を移動する日は、オーディションを入れない。宿は会場まで乗り換えなしで行ける場所に。

よくある失敗

到着の翌日が本番で、寝不足や疲れのまま踊ってしまう

対策

本番の前々日までに現地に着く。乗り継ぎの遅れなどに備えて、予備の日を1日つくっておく。

ALLEGRO MEMBERSHIP 次の本番に間に合わせる準備を、現役の海外プロダンサー・審査員と一緒に進めるのがメンバーシップです
  • 締切の早い団体から並べた、あなた専用のバレエ団リスト
  • すぐ送れるCV・オーディションビデオの作成と編集
  • 団ごとの応募メール作成と、受けるオーディションに合わせた渡航ルートの相談(プリンシパルプランは応募の代理送信まで)
6人中4人昨シーズンのメンバーシップ参加者のうち、契約を獲得した人数

まとめ

  • 日本から1回渡航すると、約34〜71万円。準備不足のまま行って結果が出なければ、来年もう一度かかり、2回払うことになる
  • 見送っても渡航費は安くならない。失うのは1年という時間と、年齢の上限がある応募枠
  • 留学中の人は、航空券の約20〜30万円がかからない今がいちばん安い。帰国してからでは同じ条件では受けられない
  • 本番は例年2〜3月。本番の4か月前から準備を始めれば、そのシーズンに間に合う

今シーズンを、不完全燃焼で終わらせないために

応募先選びからCV・ビデオ・応募メール、渡航ルートまで、現役の海外プロダンサー・審査員経験者が一緒に整えます。今シーズンに間に合うか、まずは無料相談で確かめてみてください。

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